mixiとBlogの違いがわかった気がする!

先日、mixiに抱いてきた違和感というエントリの中で
mixiを代表としたSNSと一般的なBlogの違いを書いてみた。
 
『外』か『内』かというのが、個人的な見解として書いたのだが
これを「もっと分かりやすく言うとこうだ!」というのに繋がる文章を見つけた。
 

■『小さなことにくよくよしない88の方法』から
大切なのは、人にも聞かせたいから、あるいはその話が相手のためになるから話すのか、
それともただ渦巻く思いに苛立ってぶちまけたいのか、この違いを見極めることだ。

 
mixiのような、限られたメンバ間でワイワイやれればいいような世界では
特定多数に向けてメッセージに向ける必要性なんて全然なくて
自分のしたこと、考えてること、プチ自慢やプチ不幸自慢をすればいい。
それに対して、『あなたのことを見てますよ』と反応さえしてもらえれば充分。
 
それに対して、Blogのような不特定の人達に対してメッセージを発する場合
それは完全にそれを書いている人間なんて知らない人達が読むわけだから
読んでな〜んの意味もなかったり、つまんなかったりするものを発しても意味はないわけだ。
(ファンが付いているような有名人は除くきますよ)
 
やっぱり人間ってのは、注目されたり褒められたりすれば嬉しい生き物。
『書いて自分さえ気持ちよければいいんだ!!』ってなもんでよければ、手書きの日記に書けばいいんだから。
やっぱり、さらされる空間に自らの想いを文字として吐き出す限り、
『誰かに見てもらいたい』って気持ちは少なからずあると思うんだよね。
 
そんな人間の心理的な欲求が相まって、Blogではオナ日記的なものではなく
・人に聞かせたい考え
・相手のためになるから話すのか
ってのを書く人が多いんだと思う。
 
※まぁ、それでも渦巻く思いをただただぶちまける人が多いのも事実ですがね。
ここでは総意としてのコンセンサスに着目させてもらいます。
 
なので、結局のところ、日本で言うSNSとBlogって、仕組みは当たり前のところ
『その空間の意義』ってぇのがそもそも違うので、
あんまり比較して、どっちがどう悪いとか言うもんでもないのかなぁ、と思う。
 
海外のSNSのように、キャリアアピールや人脈形成のために、もっと有効活用できればいいのになぁ。
実名書いて、それによってトラブルが引き起こるっていうことで、
メリットがかなりスポイルされているのは残念でしょうがない。